始め方
業界経験を活かして、
同業向けコンサルを始める6ステップ
同業の社長から「どうやっているの?」と聞かれる。その経験は、コンサルの商品になります。この記事では、始める前に決めることと、最初の顧問先3社までの進め方が6ステップで分かります。
この記事は、コンサル開業支援を提供する株式会社GSホールディングスが書いています。
最初に結論
同業向けコンサルは、①結果の棚卸し → ②誰の悩みかを決める → ③内容と顧問料を決める → ④体制を作る → ⑤集客の仕組みを作る → ⑥最初の3社で面談の型を作るの順に進めます。業界で結果を出してきた経験は、同じ悩みを持つ同業の社長にとって大きな価値です。足りないのは、多くの場合「商品の形」と「集客の仕組み」です。
ステップ1:人に教えられる結果を棚卸しする
まず、紙かメモアプリに次の3つを書き出します。ここで書いたものが、記事・LP・面談のすべての土台になります。
- 数字で示せる結果を3つ(売上、採用、定着率、店舗数、利益率など)
- それぞれの結果を出すまでにやったことを、5つ以内の手順で
- うまくいかなかったことと、そこから変えたこと
| 業界 | コンサルのテーマになりやすい例 |
|---|---|
| 美容室・ネイル・エステ | 採用と定着、リピート率、多店舗化 |
| 不動産 | 反響の集め方、営業の仕組み、人材育成 |
| 飲食 | 原価と人件費の管理、多店舗化、採用 |
| 建設・工務店 | 集客、見積の仕組み、職人の採用 |
テーマの例です。実際のテーマは、あなたが結果を出してきた分野から選びます。
ステップ2:誰の、どんな悩みに応えるかを決める
「同業の社長全員」ではなく、規模と悩みで絞ります。次の1文を埋めてみてください。
「(業種)で、(規模)の社長の、(悩み)を支援します」
たとえば「美容室で、1〜3店舗の社長の、採用と定着を支援します」。自分が数年前に通ってきた段階の社長を対象にすると、悩みがよく分かり、話が通じやすくなります。
ステップ3:コンサルの内容と顧問料を決める
次の4つを決めると、顧問料も決めやすくなります。
- 月の面談の回数と時間(対面かオンラインか)
- 面談以外の連絡手段と、返信の目安
- 毎月渡す資料(数字の振り返り表など)
- 最初の契約期間
個人のコンサルの顧問料は月5万〜30万円が中心で、月1〜2回の面談と随時相談なら月10万円前後が目安とされています。決め方は顧問料の相場と決め方で詳しく解説しています。
ステップ4:財務の専門家と組み、役割を分ける
業界の経験は社長が、お金の面(資金繰り・数字の管理・融資)は財務の専門家が担当する。2人で組むと、顧問先の社長から見て安心感があり、提案できる幅も広がります。始める前に、次のことを書面で決めておきましょう。
- それぞれが担当する範囲
- 顧問料の分け方と、誰が請求するか
- 顧問先への説明のしかた
- 1人で見られる顧問先の数の上限
税務や法律の相談など、資格が必要な業務には踏み込まないようにします。必要に応じて、税理士や弁護士などの専門家につなぎましょう。
ステップ5:同業の社長に見つけてもらう仕組みを作る
同業の社長に見つけてもらい、面談まで進んでもらう流れを作ります。必要なものは次の4つです。
- 同業の社長が検索する悩みに答える記事と、地域の店舗数や相場をまとめた業界データのページ
- 悩みを持つ社長に届ける広告(MetaかGoogle)
- 課題を整理する無料診断と、役立つ情報を届けるLINE
- 料金と面談の流れが分かるLPと、日程を自動で調整する面談予約
集客の方法ごとの向き不向きはコンサルの集客方法の比較に、外に頼む場合の費用はコンサル集客代行の費用相場にまとめています。
ステップ6:最初の3社で、面談の型を作る
最初の面談は、次の順番で進めると話がまとまりやすくなります。
- 相手の現状と、一番困っていることを聞く
- 無料診断の結果を一緒に見て、課題を整理する
- 最初の3か月で取り組むことを提案する
- 料金・面談の回数・契約期間を説明する
最初の3社は、面談で何を聞き、何を見せ、どう提案したかを毎回記録します。うまくいった流れを「型」にすると、面談の質がそろい、顧問先が増えても対応しやすくなります。
よくある質問
本業を続けながらコンサルを始められますか?
始められます。ただし、面談と顧問先の対応に使う時間を、月単位で確保しておく必要があります。集客の仕組みづくりや運営を人に任せると、社長は面談とコンサルに集中しやすくなります。
コンサルを始めるのに資格は必要ですか?
経営コンサルに必須の資格はありません。ただし、税務や法律の相談など、資格が必要な業務には踏み込まないよう注意してください。
最初の顧問先は、どうやって見つけますか?
まずは知り合いや紹介から始めるのが一般的です。並行して、記事・広告・無料診断などの入口を用意しておくと、紹介以外からも相談が来る土台ができます。
コンサルを始めるとき、開業の手続きは必要ですか?
個人で始めるか、今の会社の事業として始めるかで、必要な手続きが変わります。必要に応じて、税理士などの専門家に確認してください。
NEXT STEP
業界の経験に、財務の目を。信頼されるコンサル事業を、2人で始める。
現場は社長、数字は財務コンサル。2店舗目や資金繰りまで相談に乗れる顧問サービスにして、顧問先を集める仕組みと立ち上げの助言は当社が担当します。月30万円〜(税別)・広告費は別。事例づくりにご協力いただける先着3社は、2年契約で初期費用0円です。