最初の顧問先

最初の顧問先2社を、
決める方法。

コンサルの立ち上がりは、最初の顧問先が決まるまでがいちばん苦しい時期です。広告から知らない社長と契約するより、すでに相談してくれている社長と契約する方が、ずっと早く決まります。この記事では、最初の顧問先2社を決めるまでの流れをまとめます。

執筆:長尾孝太郎(株式会社GSホールディングス 代表) / 最終更新: / 9分で読めます

この記事は、コンサル開業支援を提供する株式会社GSホールディングスが書いています。構成と下書きにAIを使い、公開前に数字と制度を出典の一次資料と照合しています。法令の個別の判断は専門家にご確認ください(編集方針)。

テーブルで資料を見ながら相談する2人の手元(イメージ)
写真はイメージです(AIで作成した架空の場面で、実在の人物・顧客ではありません)

最初に結論

最初の顧問先2社は、広告ではなくすでに相談してくれている同業の社長から決めるのが近道です。流れは①候補を5人書き出す ②悩みが具体的な2〜3人に絞る ③30分の面談の場をつくる ④提案書で範囲・月額・期間を示す ⑤契約書を交わすです。最初の顧問料は大きく下げず、期間や回数で調整します。2社が決まると、始めた月から顧問料が入り、広告の結果を待つ間も赤字が小さくなります。

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なぜ「最初の2社」が大事なのか

最初の2社が決まると、3つのことが変わります。

  • お金:始めた月から顧問料が入るので、広告で新しい顧問先が決まるまでの赤字が小さくなる
  • 商品:実際の顧問を通して、面談の進め方や資料の型が固まる
  • 信頼:「今、同業の社長2社の顧問をしています」と言えるようになる
-60-50-40-30-20-100102030-500社-301社-102社+103社+304社万円
顧問料20万円・毎月の費用50万円のとき、最初の顧問先の数による月の収支(仮の例)
毎月の費用50万円は、当社スタートプラン30万円+広告費20万円の場合(税別)。税金・財務コンサルへの報酬・自分の時間は含みません。

当社が「見込みの顧問先が2人いること」を始めどきの目安にしているのは、このためです。

候補を5人書き出し、2〜3人に絞る

まず、この1年で相談してくれた社長を5人書き出します。次の観点で、最初に提案する2〜3人に絞ります。

観点提案しやすい人
相談の中身出店・採用・値上げ・借入など、具体的で、決める期限がある
相談の回数1回きりではなく、何度も相談してくる
事業の規模顧問料を払っても無理のない売上がある
関係本業の取引先と利害がぶつからない(同じ商圏の競合など)

迷ったら、「今、悩んでいて、決める期限が近い人」を優先します。悩みが今あるほど、顧問の価値が伝わりやすいからです。

提案の場のつくり方:30分の面談

立ち話で提案するより、30分の時間をもらって話す方が、相手も真剣に考えてくれます。

  1. 1今の状況を聞く数字と悩み
  2. 2課題を整理する前に進む条件
  3. 3進め方を示す3か月で何をするか
  4. 4顧問案を伝える範囲・月額・期間
  5. 5期限を決める返事をもらう日
最初の顧問先への30分の面談の流れ

面談では、話す時間の半分以上を「聞く」に使います。最後に、その場で決めてもらう必要はありません。返事の期限だけを決めて、提案書を渡します。面談の型はコンサルの初回面談の進め方で詳しく解説しています。

提案書に入れる5つの項目

  1. 相手の悩み:面談で聞いたことを、相手の言葉でまとめる
  2. 3か月で目指すこと:「2店舗目の出店計画と資金の目処をつける」など
  3. やること・やらないこと:面談の回数、連絡手段、見る数字、範囲外のこと
  4. 月額と期間:たとえば月額と、まず3か月または6か月
  5. 体制:数字の相談は提携の財務コンサルも入る、など

A4で1〜2枚で十分です。立派な資料より、相手の悩みが正確に書かれていることが大事です。

最初の顧問料:下げずに、期間と回数で調整する

最初の顧問先だからと、顧問料を大きく下げるのはおすすめしません。最初の顧問料が、そのまま2社目・3社目の基準になるからです。

調整のしかた例
期間を短くするまずは3か月で区切り、続けるかを話し合う
回数を減らす月2回の面談を、月1回にする
範囲を絞る最初の3か月は、出店計画だけに集中する

月額の下限は、1社にかける月の時間 × 時間単価で出します(顧問料の決め方)。範囲・月額・期間は、短くても契約書にしておきます(顧問契約の始め方)。

契約後の3か月でやること

最初の顧問先との3か月は、次の顧問先を増やすための材料づくりの期間でもあります。

  • 毎月の記録を残す:何を相談され、何を決め、どうなったか
  • 面談と資料の型を作る:2社目以降も使えるように、毎回少しずつ整える
  • 事例として出してよいか確認する:社名を伏せる形で、本人の了承を得てから
  • 紹介をお願いする:成果が見え始めたら、同じ悩みの社長がいないか聞く

3社目からは、知り合い以外の社長に見つけてもらう入口が必要になります。当社のコンサル開業パッケージは、その入口(記事・LP・無料診断・LINE・広告)を作って運営し、立ち上げの助言も担当します。

よくある質問

最初の顧問先は、広告で集めた方がよいですか?

最初の2社は、すでに相談してくれている同業の社長から決める方が早く決まります。広告は、知らない社長に見つけてもらう入口として、2社が決まる前後から並行して始めるのがおすすめです。

知り合いに顧問を提案して、断られたらどうしますか?

断られても、それまでの関係は続けてかまいません。返事の期限を決めて提案し、断られたら理由を聞いておくと、提案の中身を直す材料になります。候補を5人書き出しておけば、1人に断られても次に進めます。

最初の顧問料は安くした方が決まりやすいですか?

安くすると決まりやすくなることはありますが、その金額が2社目以降の基準になります。金額は下げず、期間を3か月にする、面談を月1回にするなど、期間・回数・範囲で調整するのがおすすめです。

最初の顧問先を、事例として紹介してもいいですか?

本人の了承を得てからにしてください。社名を伏せる、数字を出さないなど、どこまで出してよいかも確認します。了承のない事例や、作った事例は出さないようにします。

NEXT STEP

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現場は社長、数字は財務コンサル。2店舗目や資金繰りまで相談に乗れる顧問サービスにして、顧問先を集める仕組みと立ち上げの助言は当社が担当します。月30万円〜(税別)・広告費は別。事例づくりにご協力いただける先着5社は、2年契約で初期費用0円です。

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