収入の目安

コンサルは、
月いくら稼げるのか。

「コンサルは稼げる」とも「食べていけない」とも言われます。どちらになるかは、顧問料と顧問先の数、そして経費で決まります。この記事では、収入の計算式と、顧問先の数ごとの目安、1人で持てる顧問先の上限を、仮の例で示します。

執筆:長尾孝太郎(株式会社GSホールディングス 代表) / 最終更新: / 8分で読めます

この記事は、コンサル開業支援を提供する株式会社GSホールディングスが書いています。構成と下書きにAIを使い、公開前に数字と制度を出典の一次資料と照合しています。法令の個別の判断は専門家にご確認ください(編集方針)。

ノートに図を書きながらパソコンで作業する様子(イメージ)
写真はイメージです(AIで作成した架空の場面で、実在の人物・顧客ではありません)

最初に結論

コンサルの月の収入は「顧問料 × 顧問先の数 − 経費」で決まります。民間の調べでは、顧問契約は月20万〜50万円程度、独立系・個人は月20万〜30万円程度とされます(集計の件数・期間は非公開)。仮に顧問料20万円で5社なら月の売上は100万円、ここから広告費などの経費を引いたものが手元に残ります。1人で持てる顧問先は、1社に月8時間かかるとすると7社前後が目安で、それを超えるなら手伝う人や仕組みが必要です。

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コンサルの収入は「顧問料×顧問先の数−経費」

顧問型のコンサルの収入は、次の式で考えます。

月の収入 = 顧問料(月額)× 顧問先の数 − 経費

スポットの研修や講演で収入を得る方法もありますが、毎月の収入を安定させるのは顧問契約です。顧問料は毎月入るので、顧問先が増えるほど収入が積み上がります。逆に、顧問先が減ればそのまま収入も減ります。

経費には、集客の広告費、サイトやツールの費用、外部への委託費、財務コンサルと組む場合の報酬などが入ります。税金や社会保険は、事業の形(個人か法人か)で変わるので、ここでは扱いません。

顧問料の相場は、どう読めばよいか

民間の調べ(PRONIアイミツ、2026年1月9日更新)では、コンサルの顧問契約は月20万〜50万円程度、独立系・個人のコンサルは月20万〜30万円程度とされています。月1〜2回の訪問や、定例のアドバイスが前提です。

ただし、集計の件数や期間は公開されていません。また、顧問先の規模や業種、面談の回数で金額は大きく変わります。相場はあくまで「おかしくない範囲」を知るための目安にとどめ、自分の顧問料は、1社にかける時間と顧問先の売上から計算します(顧問料の決め方)。

顧問先の数ごとの、月の売上の目安(仮の例)

顧問料と顧問先の数から、月の売上(経費を引く前)を一覧にしました。いずれも税別の仮の例です。

月の売上(経費を引く前・税別)
顧問先の数顧問料10万円顧問料20万円顧問料30万円
1社10万円20万円30万円
3社30万円60万円90万円
5社50万円100万円150万円
7社70万円140万円210万円
10社100万円200万円300万円
-100-50050100150-301社-102社+103社+505社+907社+15010社万円
顧問料20万円のとき、毎月の費用50万円を引いた月の収支(仮の例)
毎月の費用50万円は、当社スタートプラン30万円+広告費20万円の場合。税金・財務コンサルへの報酬・自分の時間は含みません。

表の右下ほど売上は大きくなりますが、顧問先が増えるほど、1社にかけられる時間は減ります。次の章で、1人で持てる顧問先の上限を考えます。

1人で持てる顧問先は何社まで?

1社にかかる月の時間を、次のように見積もってみます(オンラインの場合の仮の例)。

  • 面談:月2回×1.5時間=3時間
  • 事前の数字の確認と資料づくり:3時間
  • LINE・メールでの随時相談:1.5時間
  • 記録と次回までの宿題づくり:0.5時間

合計で月8時間です。顧問の仕事に月100時間を使い、そのうち6割の60時間を顧問先に直接使えるとすると、60時間÷8時間で7社前後が1人で持てる目安になります。残りの4割は、集客・営業・事務・勉強の時間です。

本業を続けながら始める場合は、使える時間がさらに少なくなるので、2〜3社から始めるのが現実的です。

顧問先が10社を超えるときの体制

7社前後を超えて顧問先を増やすには、1人の時間に頼らない体制が必要です。

増やし方中身向いている段階
顧問料を上げる社数を増やさず、1社の顧問料を上げる。中身(回数・範囲)を見直す顧問先の成果が出始めたとき
手伝う人を入れる資料づくりや記録、連絡対応をスタッフに任せる5社を超えたころ
財務コンサルと組む数字の相談を任せ、自分は現場の判断に集中する最初から
集客と運用を任せるサイト・記事・広告・予約の運用を外部に任せる最初から

当社のコンサル開業パッケージでは、集客と運用、顧問先の管理を当社が担当し、社長は面談と判断に時間を使えるようにしています。顧問先が10社を超えて紹介でも回るようになれば、広告費は自由に減らしてかまいません。

「稼げない」と言われる理由と、その避け方

コンサルが「稼げない」と言われる主な理由は、顧問料が低すぎるか、顧問先が増えないかのどちらかです。

  • 顧問料が低すぎる:時間単価が合わず、社数を増やしても手元に残らない。下限を時間から計算して決める。
  • 顧問先が増えない:紹介だけに頼っていて、入口が1つしかない。検索や広告から相談が入る入口を作る(顧問先が集まらない7つの理由)。
  • 経費が先に出ていく:広告費を使っても、面談や契約の流れがなく、相談が顧問につながらない(初回面談の進め方)。

始める前に、顧問をお願いしてくれそうな方が2人いれば、最初の月から収入が入り、立ち上がりがずっと楽になります。何社で黒字になるかの詳しい計算は開業の費用と回収の目安で解説しています。

よくある質問

コンサルの平均的な収入はいくらですか?

公的な統計で、顧問型コンサルの平均収入を示したものは見当たりません。民間の調べでは、顧問契約は月20万〜50万円程度、独立系・個人は月20万〜30万円程度とされます。収入は「顧問料×顧問先の数−経費」で決まるので、自分の顧問料と目標の社数から計算するのが確実です。

顧問先は何社あれば生活できますか?

必要な生活費と経費によります。たとえば顧問料20万円で、毎月の経費が50万円なら、3社で月10万円、5社で月50万円が経費を引いた残りになります(仮の例・税金は別)。目標の金額から逆算して、必要な社数を決めます。

1人で何社まで顧問を持てますか?

1社に月8時間かかり、顧問先に直接使える時間が月60時間なら、7社前後が目安です。面談の回数や訪問の有無で変わります。それ以上に増やすなら、顧問料を上げる、スタッフに作業を任せる、集客と運用を外部に任せるなどの体制が必要です。

本業と両立しながらでも収入になりますか?

なります。顧問先2〜3社なら週に数時間から始められます。顧問料20万円で3社なら月の売上は60万円です(仮の例)。集客や事務を自分で抱えない仕組みにしておくと、本業と両立しやすくなります。

NEXT STEP

業界の経験に、財務の目を。信頼されるコンサル事業を、2人で始める。

現場は社長、数字は財務コンサル。2店舗目や資金繰りまで相談に乗れる顧問サービスにして、顧問先を集める仕組みと立ち上げの助言は当社が担当します。月30万円〜(税別)・広告費は別。事例づくりにご協力いただける先着5社は、2年契約で初期費用0円です。

参考にした資料

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