集客
コンサル集客の仕組みは、
6つの部品で作る。
紹介で顧問先はできた。でも、紹介が止まると相談も止まる。そんな状態を抜けるには、見知らぬ同業の社長が自分で見つけ、信頼し、相談してくれる流れを作ることです。この記事では、その流れを部品に分け、作る順番と、毎月どの数字を見ればよいかを整理します。
この記事は、コンサル開業支援を提供する株式会社GSホールディングスが書いています。構成と下書きにAIを使い、公開前に数字と制度を出典の一次資料と照合しています。法令の個別の判断は専門家にご確認ください(編集方針)。
最初に結論
コンサルの集客の仕組みは、「見つけてもらう → 信頼してもらう → 相談してもらう」の流れを、入口(記事・広告)→ 受け皿(LP)→ 途中の接点(無料診断・チェックリスト・LINE)→ 無料相談 → 面談 → 契約という部品でつなぐことです。最初から全部は作らず、LPと相談の申込み → 途中の接点 → 入口の順にそろえます。毎月は表示回数・クリック・相談の申込み・面談・契約の5つの数字を見て、どこで止まっているかを一つずつ直します。
自分の業界で成り立つか、10問の準備度診断(無料)で確かめる →
集客の仕組みは「3つの段階」と「6つの部品」でできている
集客の仕組みとは、同業の社長があなたを知ってから契約するまでの道筋を、部品で組み立てたものです。紹介は「信頼」を人が代わりに運んでくれる仕組みです。紹介に頼らないなら、その役割を記事や診断に担わせる必要があります。
流れは3つの段階に分けられます。
- 見つけてもらう:悩みを検索したり、広告を見たりして、あなたを知る
- 信頼してもらう:考え方や実績、進め方を知り、「この人の話を聞いてみたい」と思う
- 相談してもらう:無料相談を申し込み、面談を経て契約を決める
この3段階を、次の6つの部品でつなぎます。
| 段階 | 部品 | 役割 | 読者の行動 |
|---|---|---|---|
| 見つけてもらう | ①入口(記事・広告) | 悩みを持つ社長に存在を知らせる | 検索する・広告を見る |
| 見つけてもらう→信頼 | ②受け皿(LP) | 誰の何を支援するか、料金と流れを伝える | 読んで比べる |
| 信頼してもらう | ③途中の接点(無料診断・チェックリスト・LINE) | 今すぐ相談しない人とつながり続ける | 診断を受ける・登録する |
| 相談してもらう | ④無料相談の申込み | 相談の心理的な負担を下げる | フォームで申し込む |
| 相談してもらう | ⑤面談 | 課題を整理し、支援の内容を提案する | 話を聞いて検討する |
| 相談してもらう | ⑥契約 | 条件を書面で確かめる | 契約する |
集客の方法そのもの(紹介・記事・広告・SNS・セミナー)の向き不向きはコンサルの集客方法5つの比較で解説しています。この記事は、それらを一本の流れにつなぐ方法に絞ります。
各部品の役割と作り方
部品ごとに「誰に、何を、どう伝えるか」を決めてから作ると、つながりのある仕組みになります。
①入口:記事と広告
記事は、同業の社長が実際に検索する悩みに一つずつ答えるものです。作り方は次の順です。
- 過去の相談や紹介で聞かれた質問を30個書き出す
- 「採用」「リピート」「資金繰り」など、テーマごとにまとめる
- 1つの質問に1記事で、結論を先に書く
- 記事の最後に、無料診断かLPへの案内を置く
広告は、記事が検索で読まれるまでの時間をつなぐ役割です。最初はLPか無料診断に直接案内し、少額で試して反応を見ます。
②受け皿:LP
LP(ランディングページ)は、広告や記事から来た人が読む1枚のページです。最低限、次の6つを入れます。
- 誰の、どんな悩みを支援するか(1文で)
- あなたの業界での経験と、数字で示せる結果
- 支援の内容(面談の回数、渡す資料、連絡手段)
- 料金の目安と契約期間
- 無料相談の流れ(時間、オンラインか、その場で契約を求めないこと)
- 申込みフォーム
③途中の接点:無料診断・チェックリスト・LINE
LPを読んだ人の多くは、その日には相談しません。そこで、相談より軽い行動を用意します。10問ほどの無料診断なら、答えるだけで自分の課題が分かります。チェックリストのPDFは、準備したいことを手元に残せます。LINEに登録してもらえば、その後も役立つ情報を届けられます。どれも、最後に無料相談への案内を添えます。
④無料相談の申込み
フォームの項目は、名前・会社名・連絡先・相談したいことの4つ程度に絞ります。項目が多いほど、途中でやめる人が増えやすくなります。申込み後は自動で確認メールを送り、予約ツールで日程を選べるようにすると、やり取りの手間が減ります。
⑤面談と⑥契約
面談は「現状を聞く → 診断の結果を一緒に見る → 最初の3か月の提案 → 料金と契約の説明」の順にすると話がまとまります。契約書の作り方は顧問契約の始め方にまとめています。
いきなり全部作らない:そろえる順番
部品は、契約に近い側から作ります。入口から作ると、人は来ても受け止める場所がなく、せっかくの関心が流れてしまうからです。
- 第1段階:LPと無料相談の申込み・予約。紹介で来た人にもLPを見てもらえるので、すぐに役立ちます。面談の進め方もこの段階で型にします。
- 第2段階:途中の接点。無料診断かチェックリストのどちらか1つと、LINEを用意します。両方そろえるのは後でも構いません。
- 第3段階:入口。記事を月に数本ずつ増やし、並行して少額の広告で反応を試します。
- 第4段階:管理と改善。申込みから契約までを1つの表で管理し、毎月の数字を見て直します。
各段階で「動くこと」を確かめてから次へ進みます。たとえば第1段階なら、知人にLPを読んでもらい、実際に申込みと予約まで試してもらいます。
今の顧問先が増えない原因が、仕組み以前の「商品の形」や「対象の絞り方」にある場合もあります。思い当たる方は顧問先が集まらない理由を先に読むと、どこから手を付けるべきかが見えます。
月ごとに見る5つの数字と、止まっている場所の見分け方
毎月見る数字は、表示回数・クリック・相談の申込み・面談・契約の5つです。数字そのものより、前の段階から次の段階に進んだ割合を見ると、どの部品を直せばよいかが分かります。
- 表示回数:記事が検索結果に出た回数や、広告が表示された回数。Search Consoleや広告の管理画面で見ます。
- クリック:表示を見て、記事やLPに来た回数。
- 相談の申込み:フォームから無料相談を申し込んだ件数。
- 面談:実際に面談した件数。
- 契約:顧問契約を結んだ件数。
止まっている場所は、次のように見分けます。
- 表示回数が少ない:入口が足りません。記事の数や、検索される悩みとのずれを見直します。
- 表示は多いがクリックが少ない:記事の題名や広告の文が、読者の悩みと合っていない可能性があります。
- クリックは多いが申込みが少ない:LPか途中の接点が弱い状態です。料金や相談の流れが分かりにくくないか、フォームの項目が多すぎないかを見ます。
- 申込みは来るが面談に至らない:返信が遅い、日程調整に手間がかかる、などが考えられます。申込みから返信までの時間を測ります。
- 面談はするが契約に至らない:対象の絞り方、提案の中身、料金の伝え方を見直します。面談の記録を読み返すのが近道です。
仮の例で考えてみます。ある月の数字が「表示1万回、クリック200回、申込み4件、面談3件、契約1件」だったとします(説明用の仮の数字で、相場ではありません)。この場合、クリックから申込みに進んだ割合が2%です。翌月にLPの料金の説明を書き直し、この割合が変わるかを見ます。一度に直すのは1か所だけにすると、何が効いたかが分かります。
集客を始めたばかりの数か月は、件数が少なく、割合が大きくぶれます。1か月の数字で判断せず、3か月ほどの流れで見てください。
自分で作る場合の作業量・期間・必要なスキル
仕組みを自分で作ることは可能です。ただし、作る作業に加え、毎月の運営にも時間がかかります。下の表は、一般的な作業の流れから見た目安です。経験や使うツールによって大きく変わります。
| 部品 | 主な作業 | 立ち上げの目安 | 毎月の運営 | 必要なスキル | 誰がやるか |
|---|---|---|---|---|---|
| 記事 | テーマ選び、執筆、公開、見直し | 1本あたり数時間〜1日 | 月数本の追加と見直し | 文章、検索の基礎知識 | 社長が内容を出し、書くのは外注も可 |
| LP | 構成、文章、デザイン、公開 | 2〜4週間 | 数字を見て文章を修正 | 文章、ホームページ作成ツール | 社長と制作担当 |
| 広告 | アカウント設定、文章・画像、配信 | 1〜2週間 | 週1回の確認と調整 | 広告の管理画面の操作、数字の読み方 | 運用担当 |
| 無料診断・チェックリスト | 設問や項目づくり、結果ページ | 2〜4週間 | 内容の見直し | 業界の知識、フォーム作成 | 社長が内容、作るのは制作担当 |
| LINE | 公式アカウント開設、自動返信、配信文 | 1〜2週間 | 月数回の配信 | 配信文、ツールの設定 | 社長か事務担当 |
| 相談の予約 | 予約ツールの設定、確認メール | 数日 | 日程の更新 | ツールの設定 | 事務担当 |
| 管理 | 申込みから契約までの一覧表、月次の集計 | 数日 | 月1回の集計と改善の判断 | 表計算、数字の読み方 | 社長 |
作業時間・期間は一般的な目安で、個人差があります。
全部をそろえるには、本業と並行すると数か月かかることも珍しくありません。表の「誰がやるか」に自分の名前ばかり並ぶなら、どこかを人に任せることを考える時期です。外に頼む場合の費用の考え方はコンサル集客代行の費用相場で整理しています。
問い合わせフォームの個人情報と、広告の表現の注意
フォームで連絡先を集めるなら、その使い道を書いたプライバシーポリシーを用意し、フォームの近くから読めるようにしておきます。個人情報保護法では、個人情報を取得したら、利用目的を本人に通知するか公表します(あらかじめ公表していれば不要)。入力画面で本人に直接連絡先を書いてもらう場合、原則として利用目的の明示が必要です(個人情報保護委員会のQ&A)。申込み内容の確認や連絡に使うだけなら「取得の状況から明らか」として明示が不要な場合もあります。ただし、新しいサービスの案内やLINEでの情報配信、提携相手への共有に使う場合は、自明な目的に当たらないことがあるとされています。財務コンサルと情報を共有する予定があるなら、その点も含めて書いておくのが分かりやすい形です。フォームで聞く項目は、相談に必要なものだけに絞りましょう。具体的な書き方は、弁護士などの専門家に確認してください。
広告やLPの表現にも注意が要ります。消費者庁は、2023年10月1日から、広告であることを隠した表示(ステルスマーケティング)を景品表示法違反としています。人に頼んで書いてもらった紹介文や投稿を使うなら、広告であることが分かるようにしておきます。架空のお客様の声や、根拠のない「実績多数」といった表現も使わないようにします。
仕組みづくりの準備がどこまで進んでいるかは、立ち上げ準備チェックリスト(20項目)でも確かめられます。
集客の仕組みまで任せたい方へ
ここまでの部品は、順番を守れば自分で一つずつ作れます。一方で、面談とコンサルに時間を使いたい方には、仕組みづくりと運営を任せる方法もあります。
当社のコンサル開業支援では、集客システムを当社が作り、毎月運営します。中身は記事・LP・無料の経営診断・LINE・面談予約・管理画面・広告運用です。料金は月30万円〜(税別、広告費は別)、標準は2年契約です。導入実績はまだありません。そのぶん、条件と進め方は無料相談で率直にお伝えします。無料相談は30分・オンラインで、その場で契約を求めることはありません。まずは10問の準備度診断で、今の準備状況を確かめてみてください。
よくある質問
コンサルの集客の仕組みは、何から作ればよいですか?
LPと無料相談の申込み・予約から作るのがおすすめです。契約に近い部品から作ると、紹介で来た人にもすぐ使えます。その後、無料診断やLINEなどの途中の接点、最後に記事や広告などの入口の順にそろえます。
紹介だけで顧問先を増やすのは難しいですか?
紹介は信頼が高い一方で、件数や時期を自分で決めにくい方法です。紹介を続けながら、記事や無料診断など紹介以外の入口を用意しておくと、相談が途切れにくくなります。
集客の仕組みができたかどうかは、どう判断しますか?
表示回数・クリック・相談の申込み・面談・契約の5つの数字を毎月記録できる状態になっていれば、仕組みとして動いています。そのうえで、前の段階から次へ進む割合を見て、止まっている部品を一つずつ直します。
問い合わせフォームにプライバシーポリシーは必要ですか?
連絡先などの個人情報を集めるなら、利用目的を書いたプライバシーポリシーを用意しておくのが基本です。個人情報保護委員会のQ&Aでは、入力画面で直接連絡先を書いてもらう場合、原則として利用目的の明示が必要とされています。書き方は弁護士などの専門家に確認してください。
自分で作ると、どのくらいの期間がかかりますか?
使うツールや経験によって大きく変わります。LPや無料診断はそれぞれ数週間、記事は継続して増やしていくものなので、本業と並行すると全部そろうまで数か月かかることもあります。
集客の仕組みづくりを外に頼むこともできますか?
できます。記事だけ、広告だけといった部分的な依頼もあれば、仕組み全体を作って運営してもらう形もあります。当社のコンサル開業支援では、集客システムを当社が作って毎月運営しています。
NEXT STEP
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